「行列のできる日本人会ブース」
4月14日(土)、ジャパンフェスティバルの初日は未明から雷雨となり、日中の天気が非常に気がかりでした。しかし、午前中は名残惜しげな雨が少しぱらつきましたが、暑すぎず寒すぎずの気温が功を奏したか、ジャパンフェスティバルへの出足は好調でした。うって変わって翌15日(日)は朝からよく晴れ、気温も最適で絶好のジャパンフェスティバル日和となりました。朝10時からの開場でしたが、11時を過ぎたころから、会場は山手線のホームのような混み具合となり、どこのブースの前でもたくさんの人が行列を作る盛況振りでした。その中でも日本人会のブースには長蛇の列が出来ました。ヒューストン日本人会では日本にちなんだ手作りの日本食品の販売を行ってきています。今年は、毎年恒例かつ好評のたこ焼き、綿菓子、アンパン・クリームパンに加え、新たにつくねの焼き鳥の投入を試みました。3つのゴルフボール大のつくねの串が、焼き鳥用のグリルの上に置かれると、その匂いに誘われてか、お客さんがどんどん並び始めました。大好評のつくねの焼き鳥は、おかげさまで2日間とも一番に売り切れとなりました。
一方、フェスティバルの日本人会ブースのエースの「たこ焼き」にも長蛇の列。目の前で8台のたこ焼き器を使いイケメン男性陣が一生懸命本場の「たこ焼き」を焼く姿は眼福のうち。作っても作ってもお客さんの列は短くならず、うれしい悲鳴!結局、フェスティバル終了時間まで焼けるだけ焼きました。
静かな人気のアンパンとクリームパンは、売り声に足を止める人に、 パ ンの説明を丁寧にしながら着実に売り上げ、こちらも午後早々に完売。日本のアンパンがヒューストンに浸透をしているのを感じます。子供たちに人気、と思われている綿菓子は、大人にもひそかに人気で、ピンクのふわふわの綿あめを手にすると、誰の顔にも思わず無邪気な笑みが広がり、幸せオーラが漂います。こちらはカワイイ女子中高生トリオが中心になっての販売でしたので、彼女たちに惹かれての購入者もいたとか、いなかったとか・・・。
忙しくも楽しく充実した今年の日本人会ブースは、準備や運営にかかわったボランティアの皆様にも特別心に残るイベントになったことと思います。尚、今回の収益は今後のイベント(懇親会、コンサート、落語等)を通じてヒューストンの日本人コミュニティの方々に還元する予定ですので、皆さんの日本人会のイベントへのご参加をお待ちしています。
(文責:ヒューストン日本人会広報部)